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November 28, 2004

もの書きが怒る時

すべてのもの書きがそうかどうかはわからないが、わたくしの場合「バカと仕事した時」は腹が立つ。考えてみるともの書きする前からそうだったような気がするが。

もの書きの仕事の相手と言えば編集だが、「バカな編集」というのはどういうのかというのを、具体的に書いてみよう。なんかの参考になるかも知れない。

まず第一は、時間が読めない編集。明日一杯で初校ゲラ出力だってのに、「コラム10本原稿全とっかえ!」なんてことをするとバカ扱いされる。記事の方針決定に関する君の持ち時間は打ち合わせの段階で終わっているのだ。ライターに書かせる前に意図をよーく伝えておかなかった君の負けである。

第二。赤入れで「…じゃないかな?」と書く編集。疑問を持つなら調べて、直すべき結果だけを書込むべし。あんたの愚にもつかない疑問に付き合ってわかり切っていることを調べ直すほどこっちは暇じゃない、ってか、暇じゃなくしたのはどこのどいつだと思ってる。

第三。赤入れの基準にバラ付きのある編集。手ぇ抜くんなら均等に抜けよ。きちんとした本を作ろうとするのではなく、上司に見られても大丈夫なように、自分が仕事をしたという証拠を残そうとして赤字入れてるのが丸分かりだぞ。あと、ライターという人種は、ギャラの額によって手を抜くけど、そのやりくちは「均等だ」ということは理解しておくように。つまり密度の濃い仕事して欲しいなら払うべきもんを払いましょうね、ということだ。

第四。何の能もないのなら腹を括れ。出版物は送り手がわの誰かが全責任を負って(形式的な意味じゃなく、本質的な部分で)作らないと売れないのである。編集がバカだとライターがやる気をなくしてその本について腹を括らなくなるので、その分編集が責任を負わなきゃならないんだけど…無能な人ってのは、蓄積された人生経験量がわずかなんで、責任を取る方法ってのをまるでわかってないのだよなあ。

なんでこういうことを考えているのかというと、ついさっきまでそういうバカの仕事してたからなんですな。いやー、間に一件編プロさん挟んでるんだけど、その人がかわいそうだわ。

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