錯乱三段活用
元のことわざは「サルも木から落ちる」「弘法も筆の誤り」である。わざわざ解説するまでもなく、名人でも時に間違いをする、という意味だ。
これがちょい錯乱すると、「サルは筆を誤る」「弘法は木から落ちる」となる。そのココロは、「慣れないことをすると当然過ぎるぐらい当たり前の結論が待っている」ということだ。
さらに錯乱すると、「サルが木にあやまる」「弘法が筆を落とす」となる。こうなるともう何を主張したいのか完全に訳が判らなくなるのだが、どことなく哲学的含蓄があるように思えてくるから不思議なもんだ。
Comments
田中啓文氏のSFで、『銀河帝国の興亡も筆の誤り』ってのもありますよ。すごいおバカSFだけど。
Posted by: 弓木 | November 16, 2004 02:16 AM
返事が遅れましたが、コメントありがとうございます。
ガチでバカやる人減ってるんで、やっぱりこれからそういうの注目されるんではないかと思います。
Posted by: 高安 | November 19, 2004 11:22 PM