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September 04, 2004

エロの素の補充

いつものようにまずトンデモ理論を紹介しよう。

PCというのは、使われ方からすると「人間の文章作成能力をどれぐらい加速してナンボ」なとこのある機械だ。

んじゃ、どこら辺まで加速することができるのか?

あたしの経験からすると、気力体力充実状態の人間が必死になってやれば、一日あたり原稿用紙で150枚ぐらいはいく、と思われる。これ以上の速さで入力しようとすると、たぶん「破滅の音」を聞くことになるだろう。これを仮に「物理的限界」と名づける。

だが、多くの人の場合、物理的限界に達する前に、のうみその中から入力すべきフレーズが出てこなくなる。これをあたしは「論理的限界」と名づけた。

で、「限界」はこれだけかっつーと、その下に「感情的限界」てのがあると考えてるのね。これは何かっていうと、自分の書いた感情的な文句に自分の心を喰われ、それ以上理性的な思考ができなくなる状態のこと。理性的な思考ができなけりゃ、文章なんざ書けません。

フリーテーマで文章書かせると、大抵の人はこの感情的限界にひっかかり、そっから先は文字を打っても文章にならない状態に陥るわけっすね。事例は2ちゃんとかに腐る程ある。佐世保のネヴァダも実はこのクチでしょう。

あたしの場合、一応商売でモノ書いてるんで「感情的限界」にひっかかったことはねえです。だが、去年あたりまで、「論理的限界」にひっかかっていたことはよくありますた。この状態になった後は、何だか無性に活字が読みたくなる。で、枯渇した脳内フレーズがある程度補充されると、また文章が書けるようになる、と。

が、どうもこの春あたりから、あたしの「論理的限界」というのは消えちゃったようなんですな。理由は何でか知らないけれど、「フレーズの補充」せんでも物理的限界まで書くことができるようになった。

その代わりに立ちはだかってきたのが「エロの限界」とゆーヤツだったりして。

いや、普通の文章書いている分には「エロ」の要素なんぞどうでもいいのだが、今ははずみでエロ小説書くようになってしまったので結構これがバカにできないのですよ。こっち方面の仕事する時は、もう性犯罪者すれすれのところまでのうみそをピンク色に染めなければならんのです。

が、いくら365日発情期の人類のはしくれとはいえ、読んだだけで他人を勃たせたり濡れさせたりするような文章を書けるだけのエロさを常に維持するのは不可能というもの。特に今年の夏は暑過ぎでのんびり発情とかもしてられなかったので、エロい文章がなかなか書けませんでした。で、今日担任の先生…じゃない版元の社長に「今回どうもエロくありませんね。どうしました?」と言われてしまった。

と言うわけで「エロの素の補充」てのをしなけりゃいかんのだが、リポD飲むだけではダメかな?

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September 02, 2004

オタとののしられること

昨日書いた「ちょっとほめられたサイト」には、あたしの正体を知っていると称する人間の書き込みがあった。

知っている、ったって

「高安ってデブのキモオタじゃん。」

と一言書いてあっただけなのだが。

別にこのことに腹立ててたりするわけではない。そんなことで腹立てることができるような年齢ではなくなってるし、デブなのは逃げも隠れもできない事実だ。

というか、40になってもなお「オタ」と罵られるのは誇らしいことのように思えるがどうか。

たとえば、このオタと罵った人当人が40になった時、周囲から「オタ」と呼ばれるような人間であり続けることができるか?

あたしゃ無理だと思いますよ。

おおむね30代中盤ぐらいまでの独身男だったら、割と簡単になれてしまう「オタ」なのだが、後半になってくるとこれが結構難しいんですから。ある程度努力しないとオタであり続けることもできないのである。オタに限らず、他の何にしたってそうだけどね。

自分の同級生とかを見ても、いまだにオタしてるのはもう二人ぐらいしかいなくなってしまった。無論こいつらは尊敬に値する。その他に、元はオタだったが今ではすっかりただのおっさんになっているのとかがいる。こいつらもすっぱりと自分がおっさんであるという現実を受け入れているので見ていてむしろ清々しい。

見苦しいのは、見てくれも心も完全なおっさんになっているのに、「自分はまだ若い、イケてる」と思ってるヤツ。まあ要するにいい年して現実を受け入れられない人ね。

で、かの罵詈を書いた人なんだが、わずか数行の書き込みであるにも関らず、知っていたこと(うちの会社の名前知ってた)とか、わざわざ人の名前検索かけて目についたとこに書き込みするやり口とかから分析すると、ほぼ誰だか分かっちまっているのである。多分本人は「バレてない」と思ってるんだろうが。ネットの匿名性なんざ、技術的にもほとんど保証されてたりしないのだが、この手の人はどうも技術以前の段階で身元がバレるようなことをしてしまう傾向がある。やっぱ、イタイ所にわざわざ寄ってくる習性があるんだろうか。

まあ、そこらはさておきちょっくら予言させてもらうと、この手合いは40になった時、オタにもなれておりませんな。多分もっと醜い生き物になってると思う。当人は今現在そのことを信じないだろう(たぶん40になっても)けど、周りからの評価はそれ以外になり得ない、と断言させてもらっちゃおう。

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ほめられた(?)

4月にビジネス書に名を借りたオタクウォッチング本を出したのだが、アマゾンとかでこれが実に叩かれまして。完全に「トンデモ本」のレッテルを張られてしまっているようだ。

伝え聞き(とゆーか、自分の名前でぐぐって一部読んだだけなのだが)によると、「高安さん、あんた恥ずかしくないんですか」(と言ってるあんたは誰?)とか書いている人もいたという。というかいた。

まあ、これについてマジに答えてみると、「何で恥ずかしく思わなきゃならんのよ?」にしかならんわな。

叩いている人によれば、あの本には大量の事実誤認が含まれており、オタクと呼ばれる人種を過度にこきおろし過ぎているからケシカランのだ、ということなのだが、あたしゃ単に「オレはこう思う。こう解釈する」ということを書いただけのことで、別にその結論を読者に押しつけたつもりはない。

あの本での最大の間違いは何かっつーと、「絶対にこの世には存在しないだろう強度のキモオタ」を作り、それを読者のみなさんに笑ってもらうことによって、「ああ、オレってここまでヒドイオタクじゃないからまだ更正の余地はあるんだな」と安心して貰おうと思ってたんだが、勝手に読者が存在しないはずのキモオタを自分に投影して恐れおののき逆ギレするのを予測しきれなかったことなんだろう。この「キモオタ」像におびえなきゃならんのは、本来これを生み出した著者自分自身だけだったりするのにね。

しかし、おっさん向けのビジネス書を装ったお笑い本(版元の注文通り)として書いたつもりなのに、かくも多くのオタが買ってしまった、というあたりにまた謎が残る。

ひょっとして、オタのヒトこの本読んで自分もアキバ系ビジネスで一旗上げようとか考えてなかったか?
などと一時は勘繰ったものである。

だが、今日職場の女の子がその謎を解いてくれた。曰く

「オタクはマゾ(かまってちゃん)なので、イタイと思えるものがあるとそっちの方に近づいてくる性質がある。」

だそうな。

てことはこれからもオタクを罵倒しまくり、それを活字にすれば売れるということか?

まあ、それはともかくこういうネタを書き込んだのは、ネット上では大ブーイング状態だったくだんの本を、「おもろいネタ本(これがたぶん正しい読み方だと思う)」と言ってくれたサイトを見つけたからだったりして。

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August 29, 2004

うごけジ・O

なんでも、男を奮い立たせるためには女はあーいうこととかこーいうこととかをしなければならないようだが、見合いでやってきたうちの妻は、仕事に疲れた亭主を奮いたたせてなおも働かせようというつもりはないようだ。

わが家にいるもう一人の女である五才の長女に至っては、父親を仕事に奮いたたせるどころではなく、毎晩「さっさとあたしを抱っこして寝るんだよ」(こんな書き方をするとかなりの量のダメ人間がモニタの前で鼻血出してしまうのではないかと思うが)と言って腕にぶらさがる始末である。

というわけで、浮気でもせん限り女に振るいたたせてもらって仕事する、というのは不可能であるようだ。

となると次に頼るのは、ついさっき金メダル剥奪が決まったハンガリーのあの人のように「薬物」ということになる。

心の底からダメ人間の自称アーティストの場合、各種のハッパとかおかしなキノコとかに頼るようだが、あたしの場合そういう面には比較的潔癖である(タバコも覚えなかった)し、何より金がない。頼るのはせいぜいリポビタンDとかそのあたりである。

リポDはかなり自分の体質に合うらしく、250円ぐらいのやつを買って飲めば大抵の場合すぐ効果が出てくる。先週の木曜と金曜は、それ飲んでなんとかしのいだ。

が、リポDとかの薬物の場合、どうも「元気を前借り」するような性質を持っているようで、後になると飲む前の倍ぐらい疲れてしまうのだ。案の定昨日今日はそのツケが回ってきて、ろくすっぽ仕事ができなかった。さらにリポD飲んで仕事しなかったのは、ここでさらに元気の前借りをすると、さらに恐ろしい目に遭いそうな気がしたからだ。

という感じで、リポDに頼るのもほどほどにせんといかん、という状態になってるのだが、これから下がっていく一方である(という割りに40になって身長が伸びてしまったのだがあたしは)体力という現実を前提にすると、何らかの形で、副作用のない「奮いたたせ方」を考えなければならんらしい。

やっぱ浮気か?版元の社長も「エロ小説書くんなら女遊びしろ」とか言ってたし。

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