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October 14, 2004

オリンパス快進撃?

オリンパスはかなり好きな方なメーカーだ。

以前一回、ある雑誌に乗っけたMOのレビューの文章を勝手にイベントの販促資料に使われたことがあるが、それでもやっぱり好きになれる製品は多い。今デジカメは会社で使っているのも個人で使っているのもオリンパスだし。そういや、オリンパス以外のメーカーで新品で買ったのって、チノンES-1000とコニミノX21しか覚えがない。メーカーさんから借りて触った機械はかなりあるけど、買おうと思ったのはそんなになかったってことか。

で、そのオリンパス、最近になって妙に飛ばしまくりでいい感じの製品を次々に出している。E-300はスタイルといい性能といい、標準規格採用で長く使えそうなところといい実にツボにはまりまくった。そのうち買いたいのでどっかの雑誌に手を回して実機を借り出すことにしよう。ただし買うのは価格がこなれてからね。出たばっかの頃はE-1とあんまり変わらないような気がするので。

m:robeという液晶画面付きiPodのようなモノもいい。個人的にはこの液晶でデジカメ写真だけでなく動画が再生できるようなタイプが出れば、即買いだろう。

まあ、問題は欲しいものができても買うカネがない、というあたりなのだが。春に書いた本のギャラそろそろくれませんか?>某版元。

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October 13, 2004

大人のためのえろドリル

という本が出ていて、しかも結構売れているらしい。

実はあたしは企画段階ではこの本の著者の一人であった。が、途中でボツ食らってその原稿のほとんどが採用されず、残ったのは「吉原ってナニ区にあるの?」(これは裏表紙にサンプルとして乗った)とか、「オナニーの起源」とか「エカチェリーナ2世は汚い男が好きだった」とかのネタぐらいだ。

なんでボツになったのかというと、あまりに読者に「事前知識」を要求し過ぎているように見えるから、というのがその理由だった。いわゆる「マニア受け」狙いに見えたらしい。

実際、最初に持ってこられた時のタイトルは「えろドリル」ではなく「えろ模試」だった。実はあたしゃかつて某予備校(全国規模)で数年模試作っていた経験があるので、こういうのは得意だから任せなさい!と言って引き受けたのだが、結局「模試」テイストを押し出し過ぎ、「ドリル」になってなかったからボツになったのだ、と理解していた。

一応サンプルとして、「倫理」の一部の原稿をここで公開してしまおう。

問1 ジークムント・フロイトになったつもりで、以下の人物たちの相談に対し、適切だと思われる回答を選びなさい。

相談者1:わたしは比較的裕福な家に生まれ、不自由なく育ったのですが、ある日「人に奉仕しなさい」という神の声を聞きました。それ以来わたしはどうすれば人に奉仕することができるか、ということをずっと考えるようになりました。幸いわたしは父からかなり高度な教育を受けていたため、具体的に社会でどのようにすれば「人に奉仕した」となるか自分で探すことができました。その結果、病院で病人や怪我人の世話をすることこそ、神の声に答えることなのではないか、と思ったのです。わたしはその後、クリミア半島で繰り広げられていた悲惨な戦争の現場に赴き、敵味方の別なく負傷者を看護しましたが、これは果たして「神の声」に答えたことになるのでしょうか?

A:神の声に応えることができないのなら、悪魔の声に応えればよろしいのではなくて?

B:英国国民は、あなたがあなたの義務を果たすことを期待しています。ですから、神もたぶんあなたがあなたの義務を果たすことを期待しているでしょう。ハーディ君、キスしてくれ。

C:それはあなたの精神が幼児期に抑圧された結果生じた男根願望の変形でしょう。あなたは自分にペニスがないということにコンプレックスを抱き、自分にないペニスの象徴として「神の声」という存在を作り上げたのです。しかし同時に現実にペニスを備えた男性に近づくことがはばかられるため、自分自身を病院という正常な機能を持った男性のほとんど存在しないような場所に置くように仕向けたのです。また、戦場に出かけて行った、ということも、やはりペニスへの羨望とそれを得られない現実との葛藤に悩み、不完全なペニスのみが存在する場所を求めていった結果だと思われます。要するに、一発やれば治ります。

D:そんなことより聞いてくれよ、こないだクリミア戦争行ったんですよ、クリミア戦争。そしたら何か怪我人がめちゃくちゃ一杯で看護しきれないんです。(中略)もうね、アホかと、馬鹿かと。(中略)まあお前、白衣の天使はメリット勲章でも授与されてなさいってこった。

(以下数問続いて…)

問2:上記の設問すべてに登場する相談者の心理を、カール・グスタフ・ユングになったつもりで分析しなさい。


一部に直接引用があるが、念頭においているのは「モンティパイソン」の笑いである。アカデミズムと笑いの融合、と言ったらこれがまずお手本になる、と考えたからだ。

で、本が出た後でネットで検索かけて感想とかみたら、「下品でバカなのにしっかり作ってあるところがいい」という意見がかなり多かったのね。「えろ模試」が「えろドリル」になったのは、「大人のドリル」に便乗するためでもあったけれど、「内容が必要以上にムズいと一般読者が引く」という配慮が働いたためだったそうだ。が、ネット上にでてきた感想をみる限り、「模試」でも「ドリル」でもどっちでもよかったんじゃないかな?と思えてきた。要するに、きちんと作り込んであるかどうかが問題だったらしい。

バカなものほど作るのにエネルギーがいるのだ、ということは、忘れてはいけないことだろう。これは自分に対してもしっかり言っておく必要がある。

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October 11, 2004

手相の話

わたしの手のひらには3本の運命線があった。

大学に入るまで、自分は将来歴史の研究者になるのだ、と思い、それ以外の未来を予想していなかった。だが、結局研究者になるには能力が足りないということに気づき、それまで得た知識を使って教師になろうと思った。

しかし地元の教師になるにはカネかコネのどちらかだけが必要だった。常勤講師などをするとそのことが徐々にわかってきたのだが、自己の能力を過信していたために、正面玄関から堂々と入ってやる、と意地を張り、結局戦力外通告を受けるような形で教師をやめ、予備校の職員になった。

ここらあたりから、PC関係の下働きを積極的にやって自分をアピールしようと考え、運命線は徐々に「2本め」になっていったらしい。

で、結局PC系のライターとして飯を喰い始めるようになり、しみじみと「ああ、運命線が複数に分かれていたのはこれを暗示していたのか」と思ったが、その時また別の商売を始めるとは思っていなかったので、「3本めがあるのは何かの間違い」だと考えていた。

が、ITバブルがはじけてしまい、PC系雑誌がばたばたと倒れるようになった現在、偶然と必然が妙な感じに絡まり合って「3度めの転職」の転機が訪れてしまった。なんか最近は、PC系の仕事の引きはほとんどなく、それ以外の引力が日々強まってきつつあるようだ。

とまあ、おとといなにげなく手を見たら、運命線が1本になっていたのでこんなことを考えた。

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