« 極小版元での出版 | Main | 「らぶたん」の次にくるもの »

January 07, 2005

デジカメ序説

基本的にすべてのデジタル機器というのはタイムマシンであるべきだ、というのがワタクシの持論である。

つまり、ものを書く速度を飛躍的に向上させたり、データ管理を効率化したりといった、時間を節約する機能を持っているデジタル機器は普及し、そうでないのは普及しない。DVDレコーダーとホームシアターシステムは、データの記録・管理は合理化したが、溜めたデータを再生する間持ち主を拘束し続けるのでタイムマシンではない。従って将来的には廃れる。

で、デジカメはタイムマシンなのか?ということなのだが、銀塩に比べると現像の手間が大幅に軽減されているのでタイムマシンである。没頭する時間が稼ぎ出せなくて、銀塩写真を趣味にできないワタクシでも、デジカメを使うのならばなんとかなる。

時間がないからタイムマシンであるところのデジカメに手を出したワタクシの場合、銀塩の人が見たら「なんじゃそりゃ」と言いたくなるような撮影スタイルを取ることが多い。

メインターゲットは子供なのだが、撮影のために適した場所に子供を連れていって…ということはしない。仕事終わって帰った後、風呂から出てパジャマ姿で室内を駆け回っているところを撮る、というのが多い。無論、よりよく映すために照明に工夫するなどということもない。

となると、ひたすら明るいレンズを搭載したカメラを使い、ノイズが耐えられなくなる寸前までISO感度を高めて撮る、ということになる。この場合注意しなければならないのは、「ブレないかどうか」ということだけだ。他の事もできれば気にしたいが、その余裕はない。

このような環境を前提にし、選んで今使ってるのがオリンパスのC-3040という製品である。こいつはコンパクトデジカメの中では一番明るいレンズを持っており、ほどほどなレベルでのマニュアル撮影が可能だ。我流で中途半端に写真の撮り方のようなものを研究した自分にとっては非常にバランスがよい。他の人にとってどうなのかは知らないけれど。

あとはまあ、子供と一緒にそこらに買い物に行ったりした時、なんかあったらパチリとやるために、ソニーのU-10を持っている。ジーンズのポケットとかに突っ込むこともあるので、レンズバリアのある小さいのがこの用途には一番いい。

こういう使い方は、たぶん銀塩カメラを趣味の道具として使っていた人から見ればトンデモな用法なんだろうが、カメラではなくデジタルの方を重視するならばごくごく王道的な使い方なのだ、とここは開き直っちゃおうと思う。恐らく、今後デジタルカメラを論じる場合、この開き直りは結構重要な意味を持つようになると密かに考えているのだが、まだこれもしばらくはトンデモ意見扱いされるんだろうなあ、とも思う。

|

« 極小版元での出版 | Main | 「らぶたん」の次にくるもの »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference デジカメ序説:

» デジタルカメラの利点、欠点など。 [DL3036の日記]
http://masa-1.air-nifty.com/mono/2005/01/post_1.html で、デジカメ序説と銘打ってデジタルカメラの撮影法につい... [Read More]

Tracked on January 09, 2005 01:35 AM

« 極小版元での出版 | Main | 「らぶたん」の次にくるもの »