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February 05, 2005

地球のファンタジー

PC系の仕事が一段落していたので、ここんとこ主に創作系の仕事の準備などをしていた。

で、ファンタジー系の作品のプロットなどを作っていたのだが、そこで気づいたことが少々。

ライノベなんかの半分ぐらいはファンタジーな舞台設定もつけど、そのほとんどは背景となる世界を独自に作り出すことができず、既存の大ファンタジーの二次創作的な立場になってるわけですな。ネタ元になっているのは言わずと知れたトールキン大先生の指輪物語ですが。

これに対して、オリジナルのファンタジックワールドを構築できているのは50本あればいい方で、思いつくとこでは、ハワードのコナンシリーズ(ギリシャから見た蛮族の世界がベース)、ナウシカ(未来の話だけど、中央アジア系)後宮小説(中国の架空王朝)なんかがある。基本的にファンタジーはなんか土台になる神話伝承が必要なんだけど、ゲルマン・ケルトの場合トールキン大先生の縄張りになっているので、ここで新規になんか作るのは難しい。

で、それを避けたい人たちが中央アジアとかローマとかを舞台にしたのを作って、そこそこ成功しているように見える。

ワタクシもファンタジーするからには、トールキン大先生の縄張りを荒らすのよりは、影響のない世界をベースにして、多少なりともオリジナルっぽい、と評価してもらいたいと考えた。

幸いというかなんというか、ワタクシはモグリの歴史学者モドキであった時代がちょっとあったので、その時の知識を生かしてファンタジックワールドを一個作ってみた。ロシアとその東方・北方からビザンツを見る、という感じの世界で、たぶん日本のライノベレベルではこっちから話作る人はいなかったんでは、と考える。もうちょい南の方からビザンツ見たのはあると思うけど。

全体的に見た場合、ヨーロッパとその周辺部で残っているのは、あとはフィンランドの神話伝承ベースのやつぐらいじゃないかなあ、と思う。ここはムーミンとその亜流「まうみん」しか作品が存在せず、「カレワラ」がほとんど手付かず(ワイナミョイネンだけがガンダルフのベースキャラクターとして抜かれた気もするが)で残っているから。

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