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June 08, 2005

お葬式

家に帰ると、嫁が熱心に「亭主がいきなり倒れたら、どうやって葬式を出すか」という番組を見てた。阿呆な話である。

君の亭主は生まれた時から、親戚率いて滞りなく両親の葬式をきっちり済ますことを運命付けられ、そう育てられているのである。また、実家に帰ればじいさま・ばあさまが亡くなった時にどこの葬儀屋(田舎だから農協系だ)にいくら払い、どの坊主(小学校の頃野球やって遊んだ相手だ)を呼び、どこらの親戚からいくらの香典貰ったかについてまで全部記録が残っている。それを引き継いで親の葬式出すわけだから、何も悩むことはあるまい。

が、「親よりも早くあんたが都内で死んだ場合はどうするの?」とか言ってきやがった。これもまた愚問である。
親より先にくたばるようなダメ惣領は、区役所のビラに掲示してある梅コース25万円也で無縁仏同様に始末すればそれでいいのだ。そうなっては子孫に顔向けできんわ、と思うから、親の七回忌きっちり終わらせるまでは、たとえテポドンが頭上から落下して来ても死なんぞ、と決めて生きてるのに。

てか、こういうやり取りを通して思ったのは、自分みたいに20歳になった時から、親の葬式をどう執り行うか、ということをシミュレーションし続けてきたような人間はごくわずかしかおらんのだな、ということだった。はい、そこのあなた「それは変」だとは思わないように。ここ400年ぐらいの歴史を振り返ってみると、ワタクシのような存在の方が実はスタンダードで、何も考えてない方がアブノーマルなのだ。

それはともかく、今の世の中でも毎日死人が出ており、その葬式が執り行われている以上喪主というのが必要で、ワタクシはその喪主になるための教育つーのを施されて育ってきたわけだ。そこに希少価値があるんなら、これ商売のネタにならんかね?などと考えてしまうのである。

これは要するに、きちんと親を養えなかったり、死んだ後の始末ができないニートどもになり代わり、その親たちを供養してやろう、ということになるんだが。ニートどもの親にとっては、やっぱり余計なお世話ということになるのだろうか。

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