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September 02, 2005

こうい2

あたしゃ元々かなり赤い教育受けているのですが、現時点において日本という国にとって天皇制という制度は「あった方がよい」ものだと思ってます。

まず、数々の国事行為を果たしてくれることにより、首相の負担を減らしてくれる。しかも一回即位すると崩御されるまで現役ですから、外交上も非常に都合がよい。さらには政治的実権がないので、外国で妙な約束される心配もない。これだけの結果をもたらしてくれるんだから、皇室関係に支出している経費は安いもんだと思います。

前にも書いたけど今上はそういう仕事を非常に熱心かつ真面目にこなしておられるので、そういう意味ではワタクシは人として尊敬できると思います。漢帝の末裔を称しているから、血筋に敬意は払わんけど。

また、なんだかんだいいながらもあそこの家の姿を自分の家にダブらせている人たちがかなりいる。かつては女性週刊誌の読者がその中心だったけど、今ではプチウヨになったオタクどもがこれに加わってきた。

だもんだから、皇室を「日本人としてあるべき家族の姿」だと演出し、結婚とか夫婦・嫁姑の問題とかについて「見習ってこうせいよ、庶民ども」とやるのが可能なんですな。てか、実際戦後ずっとそうしてきたし。

皇室というものに根拠のあまりない反感を感じた人たちが作った「新興理想家族」(いつまでたっても年を取らない夫婦と一男二女に、長女の婿と息子を追加したあの一家ですよ)の権威が低下しつつある(とあたしゃ思ってる)今では、オリジナルの方の重要性がぐっと回復してきたんと違うか、と思います。

でまあ、庶民の見本としてやっていただきたいことは「増殖を願望する家族」という姿を見せることではないかなあ、とこう考えるわけです。要するに少子化対策ね。

戦後の皇室はというと「民主的な家族」の典型例を演じてこられたのだと思うのですが、自由恋愛を尊し、という思想を導入してしまった結果、長男の嫁が長いこと見つからず、ようやく見つけたのも「嫁」としては落第だった、という感じになってしまってます。挙句の果てが「後を継ぐ子がおらんよ」。これって実は、田舎の本家と呼ばれる家では、どこでも普通に見られる光景だったりします。

だからこれに対する一つの解答を、皇室には見つけてもらいたい、と思うわけですね。

豊かさを目指す上では、自由恋愛至上主義に走り、夫婦だけの「小さな家族」を構成した方が有利です。んが、築き上げた豊かさを継承していくためには、親と子との絆を重視し、子育てがきっちりできる「大きな家族」を構成する必要がある。そのためには、夫婦の権利(特に性欲の充足周り)がある程度犠牲になってもやむをえない、と思います。よーするに欲望充足優先ではなく子孫繁栄を優先して夜の生活環境を作っていって欲しい、ということで、具体的には社会的に認知された形での「第二夫人」の創設なのですが。

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August 31, 2005

こうい

何でも女性でも皇位継承できるように皇室典範改定するんだとか。

某巨大掲示板見たら、男系だとY染色体の遺伝子がどーだとか意味のないこじつけしてますが、それとは関係なしにワタクシも女性が皇位継承できるようにすることには懸念を抱いておるですよ。

婿取れませんからな。女性天皇。

とりあず日本には過去も女性天皇が存在した、と言う人はおりますが、その子供がどうなったか考えてみなさいよ。ちゃんと結婚してなおかつその子に皇位を継承できたのは、即位前に天皇の嫁に入り、その後即位した人だけじゃないですか。

そうでないパターンで強引に婿取ろうとしたら相手が道鏡で大騒ぎになり、最終的にプチ皇統断絶みたいな形になってるし。

やっぱ女王・女帝の婿は家格的に釣り合わないと何かと難しいことになると思います。

ヨーロッパとかでは女王の婿はさほど不自由しないけど、東アジアじゃねえ。「王朝」ということで考えると、タイ・カンボジア・北朝鮮しかないじゃないですか。先の二つはともかく、最後の一つから婿を取るのは危険すぎる。

んで、最終的にワタクシの結論なのですが「アジア的な王朝維持しようと思ったら、一夫一婦制を無視しろ」とまあ、こうなっちゃうんですよね。

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August 29, 2005

やきう

プロ野球の人気低下は今に始まった話ではないけど、ここんとこ高校野球とかのステイタス低下も甚だしいようで。

多少電波認定されちゃうのを承知の上で大ぶろしき広げてしまうけれど、これはやっぱり広い意味での構造改革と関係あるんじゃね、というのが今回の話。

あたしゃ某高校に勤務している時、その高校が甲子園行ったんでその前後の事務処理とかをしたんですが、甲子園常連系の高校野球部の後援会って、それがそのまま保守議員の集票組織になってるんですよね。見たのはごく一部地域でしかないけど、たぶん田舎はどこも似たような状況なんじゃないかと思います。

それがどーも今機能しなくなっているんじゃないか、と感じてきた次第。

大体、野球部で暴力事件なんぞ、昔からごく当たり前のように存在してたわけで。だもんだから注目すべきなのは、今になって顕在化してきたこと、つまり「メディアを抑えることができなくなっちゃったこと」なのではなかろうかと。

人気のあるスポーツナンバーワンが野球からサッカーに移る、てことは、政治的に見れば地方の保守政治家が力を失い、地方自治体の議員レベルの方が力を持つようになる、とも言える(利権は県・市レベルに重点が置かれるようになるから)ということで、それっていわゆる「小さい政府構想」に合致しとるんじゃないか、と。

これは政府のお偉いさんが、巨大広告代理店を抱き込んで、20年計画でキャンペーンを繰り広げた結果なのだ、とたたみ込んでいくと話はさらに面白くなるけど、そこまでの根拠はさすがにないし、そーいう巨大権力を握り続けた影の存在なんぞがいるとも思えません。

ただ小説のネタぐらいにはなるか。

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